へっぽこライダー教習歴

身長154cmアラサー女が中型二輪を取るまでの道のり

11日目(卒業検定)

教習の9割が悪天候、そして検定はもっと悪天候、雨に恵まれた梅雨生まれの田口です☆〜(ゝ。∂)

 

夜はほとんど寝れませんでした。

そして未だかつて無いほどの悪天候

雨降ってた方が急制動はブレーキ距離の規制が緩和されるから良いけど…にしても降りすぎ。

昨日気合を入れる為にピカピカに磨いた原チャ君、早速びしょ濡れになったよ。

 

☆検定説明☆

コースの発表と注意事項の説明。

検定員2人、今日の受験生は16人。

なんと

お気に入りの教官来た!奇跡\(^o^)/

「今日は天気も良く検定日和なので頑張ってね!」

「そうですね…」

「コースは多分AかBのどっちかだから!」

「(AかBしか無いんだから)そりゃそうでしょうね…」

教室の1番前に座ってしまったので

授業で先生にすげー話しかけられる生徒みたいな感じになってしまった。

緊張してそれどころじゃねぇ。

「コースは間違えても減点にはなりません。間違えた時はどうすれば良いでしょう?」

「…がんばっておもいだす。」

「止まって教官の指示に従って下さい。」

 

冒頭で書いた悪天候時の急制動の話。

雨だからブレーキ距離が伸びるのは勿論

速度が足りてない場合やブレーキを入れるのが「極端に」早かった場合は1度だけやり直しのチャンスがあるとの事。

へぇ〜知らなかった。

1度失敗したら心折れそうだから2度目はやりたくないけど!

 

あと今日はめちゃくちゃ天気悪いので

スラロームで加速するなとの指示。

これはネットでも見たことなかった。

それじゃタイム切れなくない…?

「時間オーバーすると減点されませんでしたっけ?」

「まぁそこは色々△#%〒$…(お察し下さい)」

あとは

減点項目、一発中止の項目の説明と

70点以上で合格出来るんだから満点で合格しようとしなくていいと言われました。

 

☆待合室☆

初めての教習で泣きベソかきそうになった時や

ここ一番な時にお世話になってた教官に会う。

私のクソ下手な運転からここまで成長させてくれた教官。

「ついに卒検?」

「はい!」

「頑張ってね!」

良かったぁ。一番お世話になった教官と最後に会えた。(検定落ちたらまた会えるけど!)

なんだか今日はツイてるぞ。

 

☆待ち時間☆

16人が2チームに分かれて検定。

私は7番目。検定員は…会ったこと無い人。(別にガッカリしてないよ!)

コースの確認→口カラカラで水飲む→ストレッチする→外の様子を見る→トイレに行く

を延々と繰り返してた。

文化祭前の比じゃ無いくらいの緊張だった。

こんな緊張感は二度と味わいたくない。

 

☆検定☆

もう手足プルプル子鹿状態。

スタンド払ってバイクに乗るのも危うい。

コースは緊張で記憶吹っ飛びそうだったので

加速指示の場所以外はほとんどセカンドでゆっくり走ってた。

うん、エンストもコース間違えもしなかったし無事終了。

 

次は二輪課題コース

スラロームは「この速さで大丈夫?」ってくらいの速度で走った。

S字、一本橋、クランクはいつも通り特に問題なし。

さて急制動

「うわ、速度足りてるか微妙!」

「かなり短い距離で止まったけどブレーキ早かったかも?!」

 

すげぇ苦笑いで教官の顔を伺う。

 

そのまま進めとの指示。

 

あれ、大丈夫だった?いけた?!

 

わーい!

 

検定終了。

 

検定員からアドバイス的な事を言われます。

「右左折時の左右の確認が足りなかったですね。」

緊張してすっかり忘れてたかも。もはや覚えてない。

「あと右足を地面に着いての発進が多かったです。右足はリアブレーキに置いといて下さい。」

うわー、これ9日目の教官に言われたやつやん…あー。

「でも、全体的には良かったですよ。」

 

んー、良いんだか悪いんだか個人的にはすっごい不安になる_(:3」 ∠)_ 

 

「でも、全体的には良かったですよ(だからこれで諦めないで頑張って補習してまた検定受けてね☆)」

 

に捉えてしまう私はネガティブでしょうか。

 

☆待合室☆

私は検定の後半だったので

戻ったらすぐに呼ばれるかな?と思いきや

 

20分…

30分…

1時間経っても来やしない。

 

これはもしかしてみんな合格だから書類作るのに時間かかってる?!

 

いや、でも私だけ落ちてる可能性も充分にあり得る。ネガティ部。

 

事務の人「お待たせしました。皆さん部屋に入って書類に記入して下さい。」

 

こ、これは…

 

「今日の検定は全員合格です!」

 

ぴやあああぁぁぁぁぁぁ!

やったぁぁぁぁぁ!

気持ちェェェェ〜〜〜!

 

あれ、教官来てない…

お世話になりましたって言いたかった…

(LINE聞きたかった…)

 

事務の人の話、全く頭に入らず。(こいつほんとバカだな。)

 

私は持っていたスケジュール帳をおもむろに破き

走り書きで感謝の言葉とLINEのIDを書いて

「これ、◯◯教官にお願いします。」

と事務の人に渡して帰ってきました。

乙女だねっ♪

 

1ヶ月半長かったような

あっという間だったような。

 

なんとか無事にストレートで合格まで辿り着きました。

最初は周りより出来が悪くて

どれくらい延長、追加料金を取られるのか心配したレベルでした。

 

たくさんの教官にお世話になりました。

教習の時以外にも話したりして楽しかった。

 

教習所ってすごい堅いイメージがあったから…(車の免許を取ったところは二輪を扱っていないので、車とは別の教習所に通ってました。)

学校の生徒と先生みたいに楽しく過ごせて良い思い出になりました。

 

これから梅雨の時期に思い出すことでしょう。

ここで汗をかきながら教習したことを。

28歳になって青春気分が味わえました。

 

週明けに免許センターに行って追記してきます。

そしたら路上に出るんだからへっぽこライダーなんて言ってられないね。

 

これで終わりではなく

ようやくライダー生活が始まるのだ…!

 

ということで

 

次回、路上デビュー!ドラッグスターエンジンスタンバイッ!

(この日記は今後書くか分かりませんが、気まぐれで書いた時はTwitterに上げます。ひとまず皆さんお付き合いありがとうございました。)